もしもの時は

ご葬儀Q&A

参列者側からのご質問

Q03

不祝儀袋の上書きは何と書いたらいいでしょうか?

仏式では「御香典」、神式では「御榊料」、キリスト教では「お花料」が一般的です

豆知識として・・・
仏教葬儀の場合、四十九日までは「御霊前」、四十九日後は「御仏前」と上書きとするのが適当であると思われている向きもありますが、これは俗説で正しい解釈ではありません。浄土真宗では亡くなった人はただちに浄土に往生したのであり、「霊」は認めないので「御霊前」は用いません。また大乗仏教でも「霊」というものは『存在するのか、否か』明確な答えはでていません。
そのように考えても中立的な立場で「御香典」「御香奠」という表現が1番無難であると言えます。また、神式では「御榊料」、キリスト教では「お花料」とするのが一般的です。
しかし、参列する立場からすれば、必ずしも喪家の宗教を理解した上で参列するとは限りませんので、自らの宗旨で上書きを選択してもよいと思います。