もしもの時は

ご葬儀Q&A

喪家側からのご質問

Q07

柩に入る前に、お気に入りの着物を着せてあげられますか?

メイクのプロに依頼して旅立ちにふさわしい装いで

病院でお亡くなりになった場合、病院スタッフの方が故人を浴衣またはパジャマに着替えさせるのが一般的です。
以前はお亡くなりになると故人とゆかりのある女性の手によって、糸尻を留めずに縫われた白木綿に、経文を記した経帷子(きょうかたびら)を死装束として着せました。
そして、手甲、脚絆、編笠、草鞋に六文銭を持たせて納棺されたものです。
しかし、現在の旅支度はできるだけその人らしい装いで、また生前の面影を出すように綺麗にメイクをするようになりました。
ご遺族のためにも故人と対面する参列のお客様のためにも、故人を綺麗なお姿にしてさしあげることはとても意味のあることだと思います。