豆知識として・・・
仏式以外にも、神式、キリスト教その他各宗教儀礼に準じて葬儀を行う方もたくさんいらっしゃいます。また、無宗教や音楽葬で葬儀をされる方も近年増加しています。
実は仏式葬儀が庶民に行われるようになったのは、江戸時代からです。
理由は、徳川幕府のキリシタン政策ということで、仏教を国の宗教とし、どこの家も菩提寺に属させるという檀家制度という政策を取りました。
当然のごとくお葬式も菩提寺によって行うことが義務化された訳です。
しかし、その後は明治維新によって、国の宗教は神道に変わり廃仏毀釈政策により、
多くの仏教寺院は取り壊され仏教界は大きな打撃を受けました。
そのように考えても現在は自由である宗教も国家政策によってころころと変わっていたということです。
もっとも大切なことは、遺されたご遺族が悔いの残らないお別れをしてあげることが
一番大切なことだと思います。